兵庫県企業庁は、加古川市内にあるダムを活用し、出力約1.76MWの太陽光発電所を建設した。きっかけは、兵庫県が2020年に再エネ発電設備を100万kWにする目標を掲げており、達成に寄与するためだ。

現在は姫路市内のダムで約5MW、加古川市内の別のダムで約1.6MWの太陽光発電所を建設している。

山口県は、イチゴ栽培などの温室栽培技術において、これまでも太陽熱や地熱などを利用し化石燃料使用量の「削減」を目指してきたが、今回は太陽光発電を活かした独立電源システムを導入し、使用量「ゼロ」を目指す。導入させる独立電源システムでは、出力1.62kWのフィルム型太陽光発電を冬期に使用しないハウスに設置し、容量450Ahの蓄電池と組み合わせて利用する。

京都府京丹後市内３ヵ所に電気自動車（EV）向け充電ステーションを設置したと発表した。このうち２ヵ所は太陽光電池を使い、EVを受電する充電ステーションとなる。充電ステーションでは太陽光発電システムや蓄電池システム、急速充電器、災害対策ボックスなどを備えている。平常時は商用電源太陽光システムを利用してEVに充電する。災害時は蓄電システムに貯めた電力を活用し、災害対策ボックスへ電力を供給する災害対策ボックス内には、USBポート付のOAタップが格納されており、災害発生時に携帯電話やスマートフォンなどを充電できる。この他、ラジオや懐中電灯、軍手なども備えている。