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電気保安の技術者不足と人材確保へ制度見直しへ

2020年5月23日 15:40

4月6日、経済産業省「電気保安人材・技術ワーキンググループ(WG)」が開催され、今後、不足が予想される電気保安を担う人材の育成などについて議論し、方向性を示された。

電気保安業務を担っている電気主任技術者は、現在の状況で推移すると、将来的に大幅に不足すると予想されている。

現行の外部委託承認制度では、外部委託に必要な経験数が電気主任技術者1~3種で3~5年と異なっており、人数の多い第3種資格者の場合、5年以上の経験を求めていることが、委託制度の受託数を増やせない背景になってきた。

「必要な能力・スキルを明確化したうえで、所定の研修受講」と組み合わせることで、1種から3種の種別に関わりなく経験年数を一律とする方向性が示された。

IOTやセンサーなどを利用した設備保全、常時監視、予兆検知技術の活用など「スマート保安(保安管理業務の高度化)」の採用により点検頻度を減らすなど、保安管理業務の効率化を図る。

経済産業省は、これらの制度見直しを、2020年度中には、改正を進めるとしている。


経済産業省 産業保安グループ 電力安全課
令和2年4月6日 電気保安人材を巡る課題の検討状況について

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