Menu
検索

株式会社 エレックス極東

HOME > NEWS

NEWS

スマート保安官民協議会 第 1 回電力安全部会が開催されました

2020年8月 7日 10:32

電力分野において官民が連携して、技術革新やデジタル化、少子高齢化等の環境変化に対応した産業保安に関する主体的・挑戦的な取組、いわゆるスマート保安を強力に推進するため「スマート保安官民協議会 電力安全部会」が設置され、7月22日に第 1 回が開催されております。

アクションプランの策定と種の論点が議論されています。

アクションプラン 基本骨格

1. 電気保安をとりまく課題とスマート化
・課題は、人材不足、太陽光・風力発電等の事故の増加 等
・新たな技術導入を通じ、保安力の維持・向上と生産性向上を両立

2. 目指すべき方向性
・ターゲットイヤーは2020年代半ば。それまでに定期保全から予防保全へのシフト
・新技術を実証・実用化フェーズまで引き上げるとともに、
 新技術の実用化までのプロセスを強力に後押しするスキームを確立

3. 先端技術のリスト化と推進のための取組
・実用化が期待される先端技術のリストアップ
・当該技術の導入推進・妥当性検証の仕組づくり、KPIの設定

4. 周辺環境整備のための取組
・人材育成、規制の見直し、表彰制度等

議論された論点

<論点1:課題認識>
・電気保安をとりまく課題認識として抜けている論点はないか。
・スマート化の目的(新た技術導入を通じ、保安力の維持・向上と生産性向上を両立)に違和感はないか。
<論点2:目指すべき方向性>
・時間軸(2020年代半ばをターゲットイヤーとして設定)、「定期保全から予防保全へのシト」という目標設定は適切か。
<論点3:先端技術>
・保安の現場を大きく変えるポテンシャルを有する要素技術にはどのようなものがあるか。
・データの第三者による検証スキーム、具体的なKPIの設定についてどのような方法があり得る
か。
<論点4:周辺環境整備>
・スマート化の推進のため必要となる新たな人材・能力にはどのようなものがあるか。
また、補助度や表彰制度等、どのようなインセンティブ措置が必要か。

スマート保安官民協議会 第 1 回電力安全部会 開催資料