変圧器焼損による停電
- 設置場所 :
- 三重県内店舗お客様 屋外地上キュービクル
- トラブル
内 容 : - 油入変圧器(単相150kVA)の2次側端子付近が焼損しており、端子を覆うアクリルカバーも焼け焦げ全館停電となりました。
- 原 因 :
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変圧器本体の絶縁抵抗測定を行い1次側2000MΩ、2次側0MΩを確認したことから低圧コイルの絶縁異常が起因して焼損に至ったと推測されます。
- ①絶縁材料の損傷
- ②製造時の異物混入
- ③水分浸入、異物侵入(外的要因)
- 対 応 :
- 当社にて変圧器を手配、取替を行い24時間以内に復旧し完了しました。
- ポイント :
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変圧器の内部異常は外観からは判断出来ませんので、定期的に絶縁油分析を行うことで未然にトラブルを回避することができます。当社では下記の絶縁油分析を推奨し、自社で分析をしております。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
- ①変圧器油中ガス分析・・・変圧器内部の異常を診断
- ②フルフラール分析・・・変圧器の寿命を診断
- ③絶縁油特性試験・・・絶縁油の劣化度を診断