照明は冬のピーク時で消費電力全体の約30%を占めると言われています。そのため、照明にかかる電力を削減することで大きな節電効果が期待できます。LED照明は節電等の省エネ性が高く、また環境貢献も高いです。従来型照明とLED照明について、消費電力量・平均寿命・CO2排出量を比べたものをまとめました。
照明タイプにより異なりますが、従来の照明と比較し、LED照明は概ね50%〜90%もの消費電力を削減できます。
一般の蛍光灯が12,000時間の定格寿命に対して、LEDは40,000時間です。
従来の照明と比較し、LED照明は概ね60%〜80%ものCO2排出量を削減できます。
下記のCO2排出量比較は、1本単位での数値です。
資源エネルギー庁の統計によると、全電力消費の内、照明が占める割合は、業種による違いはありますが、2割~3割を占め、業態によっては50%以上が照明によって占められているケースがあります。この内、LED照明は60〜80%を削減しますので、効果的である事が分かります。
手間をかけずに簡単に省エネを始めたいということであれば、LED照明を試してみるのもひとつです。オフィスや工場などまだLED化をしていない箇所があれば是非、検討してみてはいかがでしょうか。