ポリ塩化ビフェニル(PCB)は電気を通しにくい(絶縁性)・燃えにくい(不燃性)等の優れた特性から、変圧器・コンデンサ・照明器具の安定器等多くの電気機器に使用されていました。しかし有害であることが判明し、昭和47年にPCBの製造は中止となりました。PCB廃棄物は、PCB濃度により高濃度PCB廃棄物と低濃度PCB廃棄物に分類され、それぞれ処分期間が定められています。
既に高濃度PCBの処分が終了しているエリアもあります。処分期間をご確認いただき、早めの処分をお願いします。
PCB含有の有無
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機器の銘板で型式・製造年等を確認し各メーカーへご確認いただくか、機器から絶縁油を採取しPCB濃度を測定会社へご依頼ください。コンデンサは使用中のものですと、本体に穴を開けて絶縁油を採取するため使用できなくなります。更新工事を前提にご対応願います。
銘板を確認・写真撮影等で、通電中の機器(変圧器・コンデンサ等)に近づかないでください。感電する恐れがあり大変危険なため、必ず電気主任技術者へご確認ください。
PCB含有検査
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0.5ppm以下 産業廃棄物として処分可能 0.5ppm超過~5000ppm以下 低濃度PCB廃棄物 5000ppm超過 高濃度PCB廃棄物 当社では、最新の設備による前処理と高性能な分析装置、そして熟練の技術員により精度の高い分析を可能としています。
環境に配慮したお客様の調査・処分に対応します。
高圧気中負荷開閉器(PAS)の更新推奨時期は10年となっております。
波及事故防止のためにも定期的な更新をお願いします。