絶縁油の特徴
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絶縁油の主な役割としては、機器の絶縁性能を保つことと、機器自体の冷却を行うことです。油入変圧器において絶縁と冷却の役割を果たしている絶縁油が劣化すると、絶縁性能の低下や内部短絡を引き起こします。変圧器内部の絶縁油が茶褐色になってきたら交換の時期になりますので、安全に電気をお使いいただくためにも絶縁油の交換をお勧め致します。
ひと目でわかる絶縁油の色相
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このような劣化油を使用すると変圧器の破損を招くだけでなく電気の供給が長時間にわたり停止するため、絶縁油の交換を実施してください。
定期的な絶縁油交換
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変圧器の耐用年数は一般的に15年ですが、メンテナンスをする事で信頼度が向上し、長期使用も期待出来ます。絶縁油の定期的な交換は、変圧器本体の更新よりも非常に安価で、効果のあるメンテナンスです。
絶縁油交換はお早めに
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当社では、長年の分析実績に基づいて劣化していると判断した場合には、絶縁油取替作業用タンクローリーと脱気装置(絶縁油浄油機)をお客様先に派遣し、安全かつ迅速に、絶縁油を交換します。