ブレーカの内部故障による電圧低下
- 設置場所 :
- 某製造工場
- 状 況 :
- 停電による年次点検終了後、ブレーカをONにし電気を送電しましたが照明が点灯しませんでした。電圧を測定したところ、ブレーカの1次側は105V入力していましたが、2次側は75Vしか出力していませんでした。
- 対 応 :
- ブレーカの内部故障と判明し、新品と交換し照明が点灯しました。
一般的にブレーカの交換時期の目安は使用開始後13年といわれています。
熱、埃、温度、湿気、油分、振動等様々な環境条件により老朽化、性能が劣化していきます。
最悪の場合、漏電、感電や火災に繋がり非常に危険です。
事故を未然に防ぐためにも定期的に点検を行い、必要に応じて交換や更新をしましょう。