SDGs(Sustainable Development Goals)とは持続可能な開発目標。
2015年の国連総会において、2030年を達成期限とし、全ての加盟国が合意した
「誰一人取り残さない(leave no one behind)」持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。
当社は、「自然との総和」の経営理念のもと、SDGsの達成に貢献するため積極的に取り組んでいます。
前号で取り組みの一部をご紹介しましたが、今回も引き続きご紹介致します。
エネルギーマネジメントを通じて、環境を守る
- スマートデマンドで電力の使用状況を見える化
- お客様の高圧電気設備にデマンド監視装置を設置することで一元的なデマンド監視で電力データの見える化を実現。使用した電力データを把握することにより、省エネのための運用管理に役立てることができます。
- 超高効率、省エネ、環境に優しい機器への更新
- 無負荷損の大幅な低減を実現した省エネ性能に優れたアモルファス変圧器や、絶縁油に生分解性に優れたパーム油を使用した変圧器、省メンテナンスを実現したハイブリッド形VCBなど、環境に優しい機器への更新を推進し、環境保全に貢献しています。
再生可能エネルギーの発電所の設営および管理を通じて、環境を守る
- 自社再生エネルギー発電所開設で地球温暖化を防止
- 地球温暖化防止への貢献を目指し、これまでに自社のメガソーラー発電所を4カ所開設しています。これらの出力を合計すると年間発電量は5.17MWhとなり、これはCO2排出量2,399t削減に相当します。また太陽光発電に加え、風力、水力、バイオマスを用いた再生可能エネルギーの発電にも注力しています。
- 自家消費型太陽光発電所を2カ所開設
- 本社社屋の屋上や各拠点に太陽光パネルを設置。自社で消費する電力を再生可能エネルギーに置き換えることで、年間で4.5tのCO2を削減しています。今後は、お客様先での再エネ発電導入も推進していきます。
- SDGsで簡単にできること
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- 個人の取り組み
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- ・節水する。
- ・紙の無駄遣いを減らす。
- ・オンライン決済サービスを利用する。
- ・環境に配慮した製品やサービスを利用する。
- ・冷房や暖房の設定温度を意識する。
- ・マイバッグやマイボトルを持ち歩く。
- ・使用しなくなったものを寄付する。
- ・食品ロスを減らす。
- 企業の取り組み
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- ・冷房や暖房の設定温度を意識する。
- ・多様な働き方を尊重する。
- ・通勤手段を検討する。
- ・環境に配慮したものを使用する。
- ・書類を電子化する。
SDGsで掲げられた目標は細かく分けられており、最初から理解して取り組むことは難しいかもしれません。簡単な取り組みから始めることで、SDGsとはそもそもどのような目標なのかを理解していくことができます。まずは、簡単にできることを参考に実践し、SDGsの達成に貢献していきましょう。