太陽光発電所における雑草の被害
- 設置場所 :
- 太陽光発電所
- 状 況 :
- 月次点検で訪問したところ、雑草が生い茂っており、点検が困難な状況であった。
- 対 応 :
- 発電事業者に連絡し、草を刈っていただいた。
雑草が生い茂ると様々な被害を受けます。
- 1.発電量の低下
- パネルを覆ったり、影を作ったり、花粉などにより表面が汚れ発電が低下します。
汚れの程度にもよりますが、年1~5%程度低下するとも言われています。
- 2.機器の破損
- 草や土、埃等が機器や集電箱の中に入り故障を招いたり、
動物、害虫の巣窟となり配線を噛み発電停止を招くだけでなく火災に至る場合もあります。
- 3.周辺への悪影響
- 通行の邪魔をしたり、綿毛が飛んで人や服に付着して汚れます。
荒地に見え印象も悪くなります。
以上のことから、草刈りだけでなく、除草剤を撒いたり、防草シートや砂利を敷いて雑草が生えることを防ぎましょう。