株式会社 エレックス極東

植物油系絶縁油導入で
カーボンニュートラル

植物油系絶縁油導入でカーボンニュートラル

植物油系絶縁油の特性

1環境にやさしい

CO2排出量の削減

ナタネは菜の花の種子であり、育成時に大気中のCO2を吸収していることから、廃油の廃棄時に発生分のCO2が相殺され、CO2の排出量が削減されます。CO2の排出量は鉱油の約1/6となります。

CO2排出量の削減
											原料生産から焼却処理までのCO2排出量の比較
											カーボンニュートラル効果 ナタネ油における二酸化炭素の循環
											植物油系絶縁油 鉱油の約1/6
											(絶縁油1t当たりのCO2排出量)
環境リスクの低減

鉱油系絶縁油と比べて生分解性が高いので、万が一漏洩しても自然界の微生物によって分解されやすい為、環境リスクが低減されます。

植物油系絶縁油
												微生物によって分解しやすい
												環境への負担が小さく抑えられる
												鉱油系絶縁油
												微生物によって分解されにくい
												環境への負担が大きい
2安全性の向上

鉱油系絶縁油と比べて引火点(330℃)が高く、難燃性であり、安全性に優れています。消防法上では、危険物ではなく指定可燃物に分類されます。

引火点
											鉱油系絶縁油140℃
											植物油系絶縁油330℃
3長持ち

変圧器の寿命は、コイル絶縁紙の平均重合度(残存強度)で決まります。鉱油系絶縁油と比べて絶縁紙の劣化の抑制効果が大きく、変圧器の長寿命化が図れます。

絶縁紙の劣化の違い
											平均重合度 比較グラフ(130℃ 紙巻銅線、上部通気)
											JEM1463変圧器用絶縁紙の平均重合度評価基準
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