Ior方式絶縁・デマンド監視装置 TJ3-GW
エッジコンピューティングによりリアルタイムにデータ処理しクラウドにアップ
エッジコンピューティングと
クラウドコンピューティングの融合
これまでのIoTでは、各デバイスのセンサーが収集したデータを、インターネット経由で直接クラウドへ転送。クラウド環境下で、データ分析や解析を集中的に行っていました。一方エッジコンピューティング(edge computing)は、各デバイスの近くに処理装置を分散配置し、データ処理を行います。ユーザーや端末の近くでデータを処理することで、リアルタイムで処理を行い、必要なデータのみをクラウドに送るので、上位システムへの負荷やネットワークの通信遅延の解消に寄与します。当社では、このエッジコンピューティングサービスは、クラウドコンピューティングとエッジコンピューティングの長所を共存・融合させ、お客様とって、最適な管理システムをご提供します。
TJ3-GWの構成図
TJ3-GW機能
エッジコンピューティングフィールドで処理する機能
- Ior方式絶縁監視
- Ioは、静電容量成分電流Ic(コンデンサー成分)と抵抗成分電流Irとの合算値です。蓄電される成分と、実際に漏電する成分が合計されています。実際に感電・火災などの被害を与える漏電は、抵抗成分電流Irです。Ior方式とは、取得した基準電圧とZCTに流れる漏洩電流Ioの演算からIrのみを計測する技術です。
- デマンド監視機能
- 電力会社の電力メータにパルスCTを接続して、需要設備でお使いの電力(デマンド)を把握できます。あらかじめ設定したデマンド警報値を超過しそうな場合はお知らせします。
- 停復電監視機能
- お客様の設備の停電・復電を監視し、センターもしくはに通報します。工場や事業所のトラブルをスムーズに復旧します。
- 接点監視機能
- 監視対象の設備機器の接点信号をキャッチし、設備の状態管理を行います。接点のON,OFFを監視しセンターに通報します。
- 豊富なネットワーク機能
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- 4Gモジュール
- 4g Lte Cat-1を利用した通信モジュールを搭載。DOCOMO、KDDIの各社が選択できます。クラウドサーバーにデータを送信。データを集約します。
- LoRa
- 子機間の通信として、LoRaモジュールを装着して、Getewayモードとして利用可能。
- Bluetooth通信機能
- iOSアプリから直接TJ3-GWの各種データを閲覧可能。
- 専用アプリ
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専用アプリにより、フィールドでQBの扉を開けずに、その場で漏電データが閲覧できます。
クラウドコンピューティングクラウドで情報管理する機能
- クラウドの表示機能
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エッジで収集・処理された監視データはクラウドで分析・解析され、現場の技術者・管理者・お客様が使いやすく、直感的に把握できるように表示されます。すぐれたユーザーインターフェースにより、日々の保守・点検業務や、管理業務スマート化します。
- 太陽光監視機能
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発電側の電力メータをデマンド監視することにより、いつでもどこでもスマホで太陽光の発電状況を確認できます。
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