株式会社 エレックス極東

2000年入社 中部大学 工学部 電気工学科 卒業 品質検査部部長 T.Gさん

2000年入社 
中部大学 工学部 電気工学科 卒業

品質検査部
部長

T.Gさん

保有資格
第三種電気主任技術者免状、第一種電気工事士、高所作業車、大型自動車免許、危険物取扱
作業風景1

技術員のスキルを向上させるために、
徹底した安全管理と社員教育に取り組んでいます。

品質検査部では、安全で安定した技術を提供するために、安全管理、品質管理、そして社員教育に力を注いでいます。その一環として重視しているのが、作業開始前に行うKY(危険予知)活動です。当社では、各現場からアップされるKY活動のチェックリストや写真をフォルダにまとめ、常に共有・更新しています。しかし、これだけでは現場の雰囲気や正確な状況を十分に把握できない場合もあります。そこで、私が定期的に各現場をパトロールし、整理整頓は徹底されているか、水漏れなどの問題はないか、作業は手順通りに進められているかなど、遵守状況を確認し、安全管理の徹底に努めています。

さらに、安全で質の高い技術を提供するためには、誰から見ても「安心できる技術員」の育成が重要です。当社では、技術的な実技研修、eラーニング、外部研修など、研修制度を充実させ、技術力向上に取り組んでいます。また、培ってきた技術の継承にも注力しており、入社時の高圧電気取扱特別教育や外部技術者向けの保安管理業務講習なども実施。私も講師を務め、技術者として20年以上にわたり培った技術と知識を次世代へ伝えています。

作業風景2

「挑戦と達成感」を原動力に技術者として成長し、
社会インフラを支えるやりがいと誇りを持ってほしい。

個人的に、仕事の魅力は「挑戦と達成感」にあると思っています。以前、何社もの会社が断っていた非常に難しい大容量試験を成功させたときは、まさにこの言葉を実感しました。理論を一から見直し、最善の方法を模索して解決できたときの達成感は格別です。「できる やれる やってみよう」の社訓の通り、何でもチャレンジさせてもらえたことで技術者としての自信をつけることができました。また、地下鉄の最終電車が通過した後の線路を歩き、点検用トロッコで試験器を運んで電気室へ移動するといった、普段は立ち入ることのできない場所での業務に従事した経験は、とても新鮮でやりがいを感じました。ライフラインの裏側に携わることで、「社会インフラを支える仕事」をしているという実感が得られ、私にとって大きなモチベーションとなりました。

こうして技術者として成長できるよろこびを、次世代の人にもぜひ感じてほしいと考えています。エレックス極東では、これからも技術や知識だけでなく、人間性も含めた人材育成をさらに充実させていきます。新社屋の完成にともない、研修センターも整備していく予定なので、期待していただきたいと思います。

キャリアパス

1年目 
メンテナンスグループに配属
大学時代、研究室にあった接地抵抗測定や保護継電器試験を入社して触ることができ、単純にうれしかったです。
5年目 
サブリーダー職
部下の指導を通じて、私自身も多くのことを学びました。相手の成長を支える過程で、自分の知識やスキルもさらに深まりました。
10年目 
グループ長職
今の目標は、後進の育成とグループ全体の底上げです。若手社員への技術的・精神的なフォローに力を注いでいきます。
15年目 
品質検査部 部長
グループの技術員をサポートする横断的なポジション。技術相談や教育、現場パトロールなど多岐にわたる業務を担当しています。
人物写真

一日の業務
スケジュール(一例)

  • 8:30

    出勤・朝礼
    作業状況とKY(危険予知)活動の
    状況を確認後、教育資料の
    作成などの業務をこなす。

  • 10:00

    リモート講習会

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    現場のパトロールへ
    合間に技術相談や教育を行う

  • 16:30

    帰社

  • 17:30

    退勤

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